【プロローグ】
めでたしめでたし。
ベルギーで大学に行ってくれていたら学費は”ただ同然”なので、高校3年の秋頃までは
「日本で大学? 無理無理。ありえないっしょ。」
と言ってたんだけど、日本大好きで日本での就職を夢見ている長女の選択肢に「日本の大学」を
加えてあげないのは、親としてどうなのかなぁ…、と。
しかし、日本の大学の学費、高いなぁ。
ベルギーの10倍くらいか。
なので、「国公立限定」って条件でした。
しかも”Hana(母)実家”か”Hana夫(父)実家”のどちらかから通えるところ限定。
選択肢、少ない。泣
長女が「帰国子女」専門の予備校で出会った同志たちは、当然ながら私立も受験してたので
「国立限定」の長女はめずらしかったらしい。
そりゃそうか。
同志のひとりは、国立しか受けさせてもらえないという長女に
「そう言う親ってどうかと思う。」
とつぶやいたそうな。泣
長女は「余計なお世話!」と思ったそうで、「あたしも私立受けたーい!」ってことには
まったくならなかったんだけど、たしかに今思うと大胆だったかも。
合格したからよかったものの、どこも受からなかったら
「私立も受けときゃ良かった…。」
と後悔したかもしれないものねぇ。
まぁ、ベルギーで大学行ってもいいわけだけど。
なにしろしつこいようだけど学費ほぼ無料。
この辺のことも含めて、いろいろ書いてみようかな。
少しづつ。
今後、ベルギーから日本の大学を目指す帰国子女のみなさんのご参考に…。
ならないかも。