misc-net 家主Hanaの日記

ベルギー生活に役立つ情報だったりそうでもなかったり。たまにガレージセール連絡帳として活用。

@ナショナルギャラリー

あの「ロゼッタストーン」見られるのに、やはり無料の大英博物館

昔(20年くらい前)行ったとき、ロゼッタストーンがはだかんぼうで手が届くところに
展示されててちょっとビックリしたなぁ。
2011年に行ったときには、ちゃんとガラスケースに入っていて安心したけど。

いつからガラスケースに入ったんだろ?
と調べたところ2004年かららしい。

今はレプリカがはだかんぼうで展示されてて「Please touch.」と書かれているとか…。
知らんかった。
レプリカ見そびれた。
残念。
まぁ、本物見たんだからいいんだけど…。
大英博物館の滞在時間、30分くらいだったからなぁ。笑
ロゼッタストーンだけ見に行った。笑
それよりナショナルギャラリーに時間割く予定だったから。

ヴァンダイクやらベルギーの画家の絵がいっぱいあり、そのたびに
「ベルギー人やー!」
とテンションあがるのでした。(あ、メムリンクはドイツ人や)

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クエンティン・マサイス「聖母子と聖カタリナと聖バルバラ
”麻布に油彩”という珍しい作品。15~16世紀にネーデルラントで多数製作されたのに、
保存が難しく、状態のいいものはあまり残っていないそうです。
オークパネルに描かれたものと雰囲気が全然ちがいますね。

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クエンティン・マサイス「醜女(しこめ)の肖像
若作りする老女を諷刺する絵?


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(ボスの「聖アントニウスの誘惑」のレプリカがブリュッセルの王立美術館にあります)
キリストを苦しめる人々(茨の冠を頭に置こうとする人、衣を裂こうとする人など)が
描かれてます。釘のついた首輪は獰猛な犬(キリストを苦しめる人)をあらわすとか。

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(↑ゲントの「神秘の子羊」の作者です)

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ロヒール・ヴァン・デル・ウェイデンと思われる「ピエタ
ブリュッセルの王立美術館のとそっくり!)

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メムリンンク「ダンの三連祭壇画」
ブルージュメムリンク美術館にある「聖カタリナの神秘の結婚」とそっくり!)

イメージ 9
ルーベンス「聖バーフの祭壇画のオイルスケッチ」
オイルスケッチってことはゲントの「聖バーフの修道院入門」の元絵って意味かな?
ゲントのはトリプティックではなく一枚ですがそっくりです。当然か。



16世紀のブルージュ産のタペストリーもあったなぁ。

ベルギーに住んでなかったら気に留めなかったかもなぁ。


閉館(18時)ぎりぎりまでいて、クロークに預けた荷物取に行ったら
「クロークは15分前に閉めたよ」
とロープが張られてて、係員が「まったく今頃来やがって」って顔してた。
そんなの知らなかったよ。
預ける時に言ってくれよ。
言ってくれたのに聞いてなかったのかなぁ。
二人して?
まぁ「anything sharp」をシャープ製品と解釈しちゃう長女はあてにならないけど…。