misc-net 家主Hanaの日記

ベルギー生活に役立つ情報だったりそうでもなかったり。たまにガレージセール連絡帳として活用。

「おじ中」事件

こちらに来て10年以上になると言うのに、現地情報に異常に疎いHanaであります。

来て2~3年と言う駐在の奥様の方がよっぽど最新情報に詳しかったりします。

「おじ中」とか「ザベ中」とかの存在を知ったのは7~8年前(=ベルギーに来て数年たった頃)。
やはり駐在の奥様から教えてもらいました。
”おじさんがやってる中華”だから「おじ中」で、”ザベンタムにある中華”だから「ザベ中」。
どっちがおいしいとかどう違うとか説明してくれたような気もするけど記憶にありません。
特別美味しいって言うよりは、日本のラーメンみたいなのが食べられるとか
そう言う評判だったような気がします。

その「おじ中」に初めて行ったのはその2~3年後。今から数年前。
(うちからすぐなんですけどねー。)
そして、その一回っきり、それ以来行ってない。
それなりに美味しかったと思うけど、「絶対また行きたーい!」ってほどではなかったような。
ま、中華はどこで食べてもそこそこおいしいですからね。

この何年か、話題にのぼることも無かったので、もちろん評判とか店の存在も含めて、
知る由もなかったんだけど、先日、夫が帰ってくるなり「おじ中」での事件を話しだした。


《チャーハン&ラーメン事件》
その日、同僚と昼食時に「おじ中」に行ったそうな。
そして、店の主人が注文したチャーハンを運んで来た時に事件が!
なんと、おじさんは夫達の目の前でおもむろにチャーハンに小指を根元までつっこみ(!)
「あれ、冷たい。」
と言って厨房に戻り、温めなおして持ってきたそうな!

それだけじゃない。

次に持ってきたラーメンはスープが透明で見るからに問題ありあり。
食べてみたら、見たまんま味の無いお湯だったそうな!
スープ入れ忘れちゃったのかな。

夫は
「ここまで突っ込んだんだよ。」
と何度も自分の小指の根元を指差して訴えていたけど、「どこまで突っ込んだか」ってことより
「指を突っ込んだ」って言う行為自体で十分びっくりなんですけど。

しかも、何で、客の目の前で温度チェックしたんだろう。

Hanaがさらに驚いたのは、夫たちが取った行動。
卓上にあった醤油やら胡椒やらでラーメンに適当に味付けし、何も文句を言わずに
そのままお金を払って出てきたってこと。×3

「めんどうくさかたから。」

おじ中」のおじさんにものを言わせぬ迫力があったか、または、言う気を無くさせるような
言い表せない何か(なんだ?)があったか…。


夫の見解は「おやじボケちゃった」説。
まぁ、そうだとすると、すべて許せちゃうって言うか納得せざるを得ないけど…。

現場にいた訳でもないのに勝手なHanaの推理は「ぼけ演技」説。
ザベンタムにできた某ラーメン屋に日本人客を取られて、業績が悪化した主人は、
たまに来る日本人客に大胆な行動で嫌がらせを…。
って、ますます客来なくなっちゃうじゃん!
どんだけ飛躍させたいんじゃ。

まぁ、どっちにしてもなにか問題があるんだろうな。
奥さんに熟年離婚されかけて悩んでるとか。(女性週刊誌レベルの想像力)


因に、昼時だと言うのにほかにお客は一人もいなかったとのこと。


そんな「おじ中」の評判、とっくに駐在の奥様の間では有名で、とっくにだーれも行かなく
なってたんだとしたら、やっぱりHanaの情報収集率って低かったんだなーと納得しちゃうけど。


「ザベ中」は健在なのかな。
まだ、行ったこと無いけど。
どこにあるんだ、「ザベ中」。

情報収集する気ないだけじゃんHana。