母は夕飯の支度をしながら、それを聞いていた。
中盤、
次女「あさこさ、けむりがのこってます。」
母 「???」
言い間違いや漢字の読みまちがいは、教科書を見ていなくてもだいたい想像できて、料理しながらでも指摘したり訂正したり音読に付き合うのが常だけど…。
「あさこさ」は何を読みまちがえたか想像がつかなかった。
それで、教科書を覗き込むと「あちこち、けむりが…」だった。
今、冷静になれば大爆笑の場面だけど、3年生にもなって平仮名の「さ」と「ち」の区別がつかないなんて、怒りを通り越してあきれて脱力感200%。
しかし、やっぱり怒りました。
「小学校3年にもなって、さとちを読みまちがえるなんて、どう言うこと!!!」
まぁ、叫んだところで、次女の学力が向上する訳ではなく、次女に自分は劣等生と言う認識を植え付けるだけのような気もしますが…。
でもやっぱり、叫ばずにはいられなかった。
母としては。
「まさか、そこまでとは…。」って言うショック。
今日は、さらに次女のすごさが発揮された一件が発覚。
先日返していただいた夏休みの宿題を、ぱらぱらとめくっていたら…
【「24÷6」を使ってもとめるもんだいを書きましょう】
と言う問題の回答欄に
「6×□=24 6かけるないかが24になりますから、
よく6のだんを言ってみてください。」
と書いてあった。
長女と涙を流して大爆笑。
まぁ、気持ちはわからないでも無い。
24÷6の答えを出したかったんだな。すごく。
でも、「よく6のだんを言ってみて下さい。」って、ヒント出してどうすんだー!
「6かけるなにかが」と書くべきところを「ないかが」と書いてるあたりもあまりに情けないし…。
先生、丸つけしながら吹き出さなかったかなぁ。
赤ペンで、「えんぴつが24本あります。6人で分けたら…」と例を
書いて下さってたけど…。
そんな冷静な反応が、次女のアホな回答のまぬけぶりをきわだたせるし…。
ま、こっちの算数の件は
「あー、今日のブログはこの話しに決定!」
と盛り上がっただけで、怒りを覚えなかったけど…。
遂に母は悟りを開いて、次女の実力を現実のものと受け入れたのか…。
または、あきらめか…。