misc-net 家主Hanaの日記

ベルギー生活に役立つ情報だったりそうでもなかったり。たまにガレージセール連絡帳として活用。

語学教材

ある日、学校から帰る道々、長女が
「お母さん聞いてよ、今日のオランダ語の授業のダイアログでね、男の子が街で会ったおばさんに
 『おばさんこんにちは。名前は何ですか? 何歳ですか?』って言うのがあるんだけど、
 今会ったばっかりの人にこんなこと聞かないでしょ、普通。あの教科書おかしい。」
と言うので、
「母さんがフランス語習ってたときは、電話をかける練習で、『もしもし、○○さんですか。
 好きな色は何ですか?』って言うのがあったよ。電話でいきなり好きな色聞かないよね。」
とへんてこダイアログ自慢(?)してしまった。

まぁ語学教材には語学教材の事情があるので、必ずしも日常にぴったりのフレーズが使える
とは限らず、苦しい選択を強いられることは多々あるでしょう。

日本の中学の英語の教科書に、今も『This is a pen.』が載ってるのかな?
『これはペンです。』ってフレーズも人生で使う機会なさそうだなー。

以前、香港に住んでいたときの広東語の先生は、楚々としたかわいらしい女性で日本語ペラペラ
なのに、夕ご飯のことを『晩めし』と言っていた。
hanaは思わず噴出しそうになって周りを見たけど、ほかのまじめな生徒さんたち(全員日本人主婦)
は、顔色一つ変えないで授業を聞いていた。

先生はあまりに普通に使うし、あまりにペラペラなので、周りの誰もその間違い(間違いではない
けど…)を指摘できないし、反応すらできないのかも。

でも、語学教材にあまり『晩めし』が使われるとも思えないし、逆に、絶対『夕ご飯』とか
『晩ご飯』って単語を何度も見てると思うけど、どうして『晩めし』使ってるんだろう?

もう10年以上前の話だけど、今も使ってるのかなー。
結構気になる。