misc-net 家主Hanaの日記

ベルギー生活に役立つ情報だったりそうでもなかったり。たまにガレージセール連絡帳として活用。

日本語vsフランス語

ある日…
次女「宿題の日記に、フィリパ(Philippa・ドイツ人)のおうちに言ったこと書くー!」
母 「フィリッパって書けるの?」
次女「書けるよー。フでしょ、ちっちゃいイでしょ、リでしょ、プでしょ、ちっちゃいア。』

母 (フィリプァ?)

母 「プとちっちゃいアじゃないんじゃない?」
次女「でもパはどうやって書いたらいいかわかんなーいー。…?」

口に出してみて初めて『プとァ』ではなく『パ』だと気がつく次女。

母 (ため息…。)

母 「リとパのあいだにちっちゃいツはないの?」
次女「『フィリッパ』じゃないよ『フィリパ』だよおかあさん。」(なに言ってんのー?ってニュアンス)

フィリパと同じクラスになって既に4年目。
この間、ずーっと『フィリッパ』だと思ってました。(悲)

まったく。
耳からの音ではなく、書いたときのつづりが先行しちゃう典型的な例でしょうか。
Pantalon(パンツ)は「パンタロン」ではなく「ポンタロン」だし、
Gants(手袋)は「ガン」じゃなくて「ゴン」だし、
Maman(お母さん)は「ママン」じゃなくて「マモン」です。
うっかり前者で発音すると、娘たちの笑いものです。

そんなときの次女
「aとnがmariage(結婚)なの。あとねaとiもmariageだしー、aとuもmariageだしー、oとiもeとnと……」

知ってますー!
覚えられないだけですー!
発音できないだけですー!
年齢的にしようがないんですー!(いや努力してないだけです。)

ふん。
カタカナもかけない娘対10年たってもフランス語が上達しない母。
今後ますます情勢不利になるんだろうなー…。


自分のフランス語力にため息。