今日は全国ストだったらしい。
そんな中、長女が遠足でアントワープに行った。
メトロも電車もぎゅうぎゅう詰めだったとのこと。
事前に聞いたスケジュールだと、『ルーベンスの家』と『ダイヤモンド博物館』に行くとのこと。
ふ~ん。あそこまで行って、ノートルダム教会のルーベンスの大作見ないのか…。
でも、教会の目の前を通って、ブラボーの像がある市庁舎前のマルクト広場には行ったらしく
絵好きの娘が「この中の絵は見ないんですか?」と引率の先生に聞いたら、
「あら、そんなものあるの?」と言ったとか。
毎年5年生を担任し、きっと毎年アントワープに行っているにちがいない、しかも“学校の先生”が
『ベルギー7大秘宝』の一つと言われる絵の存在を知らないなんてことあるのかしら?
あるか。
うちの母は京都生まれの京都育ちだけど、結婚するまで金閣寺も銀閣寺も行ったことがなかった、
と言っていた。
地元民にとっての観光名所なんて、『いつでも行ける』ところであって、特別なところじゃないものね。
そう言えば、つい先週の日曜も、メトロの駅でほかの先生に会って、日本人観光客は春にいっぱい来る
話とか、ブルージュが一番人気だとか話していて、メムリンク美術館の話題になったら、
「あー、そんなのあるって聞いたことある。」とおっしゃっていた。
あそこの『聖ウルスラの聖遺物箱』も『七大秘宝』のひとつなんですけど。
学校の先生でこのレベルって、一般人はきっと小便小僧見たことないとかのレベルかも。
さすがにそれはないか…。
ところでベルギー七大秘宝って誰が決めたのか?
どこまで浸透してるのか?
残り5つは何?
続きは次回。