久しぶりで、ブリュッセルの魚屋『アガディール』にお魚を買いに行きました。
以前は、習い事でブリュッセルに行った帰りに、お刺身用のサケやまマグロとか、たこ焼き用のタコをを買いに寄ることもしばしばありましたが、習い事の教室が引っ越してからすっかり行かなくなってしまいました。
今日は、夫（週末料理人）が、明日の新年会のために『タコとサバが欲しい!』と言うのではるばる（ってほどでもないんですけど。車で20分弱）出かけていきました。
因みに、サバは運がよければうちの近所のデレーズorカルフールでも買えますが、タコはよっぽどタイミングが良くないと買えません。
はるばる出かけて行って『今日はありません』と言われたら無意味なので、事前に電話してみました。
「今日、サバありますか?」（一応フランス語）
「ありますよ」
「えーと、それから…（『タコ』のフランス語が出てこない）、takoは?」
日本語が通じるお店ってありがたいです。
両方あることが確認できたので早速出かける。せっかくはるばる来たのだからとお刺身も…と鮭（18ユーロ/圈砲get。「ほかにお刺身で食べられるのは？」と聞くと「Suzuki」との返事。スズキ（18ユーロ/圈砲get。「これは？」とイワシを指してみたけど、刺身にしたいなら来週火曜に入るとのこと。魚辺に弱いと書く字の通り、イワシは足が速いですからね。
家に帰ってきて、サバをさばきながら夫が「刺身で食べられそう」と感動しています。普段なら、内臓と頭を取ってもらうのですが、今日はたまたま時間がなかったので丸ごと持って帰ってきたら、卵と白子もついたままでした。夫がネットで調べたら、卵も白子も食べられるとのこと。グリルして食べちゃいました。次回からは、内臓のお掃除は頼まないことにしようと思いました。
魚好きの夫は、私がアガディールに寄らなくなってから、デレーズでマグロを買ってきて刺身（一応、『漬け』にはしてますが…）で食べるようになってしまいました。今のところ大丈夫みたいです。
娘の通う学校には「Sushi」好きな先生がいて、自分でも家で作ると言うので、「へー、お魚はどこで買ってるの？」と聞くと、冷凍の鮭を解凍して使ってるとのこと。「獲れたてを急速冷凍してるから新鮮だ！」と豪語してました。たしかにそうかも。アガディールの魚たちだって、一度冷凍されたやつが並んでいるんだろうから、理屈としては納得できないでもない。
デレーズのマグロか、冷凍サーモンか…。
究極の選択だ。
良い子の皆さんは安易に真似しないように。
因みに、マグロ一酸化炭素処理についてこちらの『食品加工』の項をご参考に。
