長くなるけど、ウィキ先生からの引用
ワインは、そのほぼ全工程で、なるべく空気、特に酸素との接触を断つ必要がある。これは多くの場合、空気と共に酢酸菌が侵入し酢酸醗酵が行われることで酸味の強すぎるワインになったり、ワインが腐敗状態となるためである。このためワインの製造工程の幾つかの段階では、酸化防止剤としても知られる二酸化硫黄(亜硫酸ガス, SO2)またはその塩の1種であるピロ亜硫酸カリウムが添加される。ただし、この二酸化硫黄には、確かに酸素の除去という効果もあるものの、その反応は遅く、しかも、二酸化硫黄は人体に有害な物質としても知られているため、これを添加をしない製法も存在する。このように酸化防止剤を添加しない場合は、醗酵させるタンク内の空気を窒素に置換することで、酸素との接触及び、雑菌の繁殖による腐敗を抑制する手法が多く用いられる。しかし、二酸化硫黄には酸化防止剤としての働きと雑菌の抑制および殺菌の他にも、ブドウの果皮に含まれる酸化酵素の阻害、果汁中の色素の安定化、ワインで発生することのある過酸化水素の除去などの働きもあり、二酸化硫黄の添加を行うことでワインの品質を、より簡単に安定させられるという利点がある。また、二酸化硫黄が含まれていても、少量であれば人体にほとんど問題はないとされていることから、簡単に品質を安定させる手段として、現在でも二酸化硫黄の添加が主流となっている。そして中には、フランスのワイン法のように、二酸化硫黄の添加を義務付けている地域も存在する。ただし、日本やヨーロッパ諸国、アメリカなどでは、製品中の二酸化硫黄の濃度が、一定値を超えてはならないと規制されているため、使用には限度が存在する地域もある。なお、ワインへのこの他の酸化防止剤の使用は、日本では認められていないが、南米などから赤道を越えて船で輸送されるものは、多くの場合に保存料として認められているソルビン酸が添加される。
ここでは「二酸化硫黄」となっているけど、亜硫酸塩とほぼ同一のものらしい。
要するに二酸化硫黄(亜硫酸塩)はワインの酸化を抑え、品質の安定にも効果があるということ。
そしてその亜硫酸塩は、欧州連合(EU)では、2005年より規程量以上の亜硫酸塩を含むワインのボトルには、ラベルに「亜硫酸塩を含む」と表示する。」と定められ、 アメリカやイギリスでも同様の法律が適用されているとのこと。
もう10年以上前から表示されてたのか。
なんで今まで気がつかなかったんやろ。
Bioのワインはどうかな?
といくつか見てみたけど、やっぱりラベルに「CONTIENT DES SULFIYES」と書いてあった。
もう、酸化防止剤無しで作るのは無理ってことなんでしょうね。
でも、まさか健康に悪影響ってほどじゃないんじゃないの?
赤ワインなんてポリフェノールたっぷりだし。
ワイン飲んで癌になるんやったらフランス人みんな癌やん。
と笑いつつ、ちょっと調べたら本当にフランス人の死因の一位癌だった。
③につづく