misc-net 家主Hanaの日記

ベルギー生活に役立つ情報だったりそうでもなかったり。たまにガレージセール連絡帳として活用。

デジタル旅行術

昨日から甥っ子Kくんが、めでたく大学卒業ということで卒業記念旅行で遊びに来ていた。
昨日の夜、ミディ駅に着いて、一泊の後、今朝ザベンタムから列車でアムステルダムに発ったので
実質、半日くらいしか滞在しなかった訳だけど…。笑

「ベルギーに行こうかな…」と言っていると義理の妹Mちゃんから聞いたのは2月の終わり。
もともと東南アジアのリゾートに行く予定だったけど、一緒に行く子が留年の可能性が出てきた
とのことで旅行をキャンセル。
「一人旅ならヨーロッパにしとこ。」ってことになったらしい。
リゾートに一人って寂し過ぎるものねぇ。


【7日成田ーパリ】
7日夕刻にシャルルドゴールに着き、そこから列車でミディ到着のはずが…。
「今日はパリに泊まって、明日はモンサンミッセルに行くことにしました!」
と元気よくラインメッセージが送られてきたのは飛び立つ成田から、搭乗時刻と思われる時間。
「迷った末、今ホテルとりましたー!」
だって。
成田で搭乗直前に。

最近の若者ってそう言う感じなの?
それが旅慣れてる子ならわかるけど、ほぼ「初めての海外」っぽいのに!
(幼稚園くらいの時に、一回ベルギーに来たっきりのはず)
それが証拠に、ライン電話かけてきて
「飛行機に預けた荷物ってどこで受け取るんですか?」
なんて質問するくらいなんだから。

夕刻、パリのホテルにチェックイン。
その後、駅に翌日のモンサンミッシェル行きのチケットを買いに行き、窓口は閉まってたから
マシンで買ったらしい。
フランス語はもちろん、ご本人曰く英語だって中学生レベルらしいのに!
「口で言うより読む方が簡単。」
だって!


【8日パリーモンサンミッシェル
朝、列車とバスを乗り継いでモンサンミッシェルへ。
お昼ご飯やら晩ご飯食べるたびに結構な頻度でその写真がFacebookにアップされる!


朝、モンサンミッシェルを出て、途中パリでルーブル観光。
夕刻、タリスでブリュッセル着。
わが家で晩ご飯を食べながら、今後の予定を組む。
Kくん「明日、アムステルダム行って宿泊はケルン。そのあとスイスまで南下して、
イタリア行こうと思います。」
Hana夫「ベネチアおすすめだけど」
Kくん「じゃぁベネチアいこうかなぁ…。」
と言っている時点で、まだホテルは取ってない。
なので、旅程はいくらでも変更可能。

そうだよね。
ベルギーなんかよりイタリアの方が絶対おすすめだものね。
って訳で、ベルギー滞在15時間。


【本日10日ザベンタムーアムステルダムーケルン】
わが家からミディ駅に行くより、ザベンタムの方が近くてアムス着が早くなりそうとの理由で
ザベンタムからの出発を選択。
2時間55分の旅。
タリスなら2時間弱だけど、本数少なくてアムス着が遅くなりそうだったから。
何しろ今日はこれからケルン泊だし!(まだホテルとってないけど。)

アムスに行く電車の中で、ローマからブリュッセルに戻る航空券を予約したようで、
そのスクリーンショットをラインで送ってきた。
(きっと今晩のホテルも列車内でとったんだろうなぁ。)



スマホと日本から借りてきているポケットWifi二つ(ベルギー用とその他のヨーロッパ用)、
モバイルバッテリーも二つ。
これらを使って、いつでも何でも検索。
列車や飛行機の時刻もチケットの値段もマシンでの買い方も、写真付きでしかも日本語で(!)
説明しているサイトがいくらでもあって、あっと言う間に見つけて活用。
逆にガイドブックなんか持ってない。
もはやガイドブックは時代送れかも。

ホントに、ネットが無かった時代からは想像もつかない旅行方法ですな。
そう言う時代(25年くらい前)にバックパッカーやってたHanaとしては、下調べしまくって
情報収集に足と時間とお金を使い、ガイドブック(主に「地球の歩き方」笑)に頼っていた
あのころの旅行とはまったく別物のような気がします。




来週、ローマから飛行機でブリュッセルに帰って来て、また列車でパリに行き、
シャルルドゴールから帰国。
日本着は20日
21日が入社式だって。


入社前日に帰国って、ちょっと綱渡りじゃない?
って思うのはおばさんだけかなぁ。
その辺の気軽さにも時代を感じるなぁ。