こんにちは。
最近よいお天気続きで春まっさかりですね♪
昨日、近所の学校のバザーに出品してきました。
春の帰国で数人からどっさりと大きなものを寄付されたのと、
我が家のガラクタもあり、
スペースをふたつ陣取っての大売出しでした。
春と秋にあちこちの学校で行われるブロカントは、
ベルギー人の週末のお楽しみのひとつ。
基本的にはその学校の父兄が出店しますが、お客は誰でも出入り自由。
出品場所代は安く、その収入が学校に使われるのでちょっぴり貢献した気分。
うちの子は、ＰＴＡが出すホットドックのスタンドで買い食いしまくって、これまた大貢献（笑）
ドイツ人学校でもやってるし、こんな楽しいことなら日本人学校でもやらないかしら。
ともあれ、
昨日は持っていった品物のうち、
絶対売れて欲しいものがありました。
子ども用のテーブルと椅子です。
ＩＫＥＡの白いものだったのですが、
小さなお子さんのシールとﾍﾟﾝによる落書きが
テーブル一面にバッチリ残っているものです。
無謀にも先日のプチコパンさんの活動にも持っていって
売れなかったの。
そりゃそうだ、そもそもバギーで徒歩で来ている人が多いのに
家具を買うわけないし。
バザーでも売れないんだろうなー、
などと悲観しながらも片隅に置いておきました。
途中、超楽観主義者の家主が、紙に大きく
「Table et Chaises 4.50 euro」
と書いて貼るのを見て
「あきらめてないんだぁ・・」
と感嘆したりしてました。
しかし、残りあと1時間になった頃、
若いベルギー人の夫婦が何やらテーブルについて興味ありげに
近づいてきたんです。
ひと言ひと言交わした後、なんとアッサリ
売れたんです！！
家主がおそるおそる「落書きがたくさんあるけど」
と念を押したら
「それはアートだよ」
と旦那サマ。
意に介さず、というか、逆にそれが味があっていいんだと言わんばかり。
値切って4ユーロを支払うと、奥様と一緒にテーブルと椅子二つを抱え、
さらにバギーを押して去っていきました。
後姿を見送りながら
「さすがベルギー人！！（いろんな点において）」
と家主とひとしきり盛り上がったのはいうまでもありません。
そして
私だったら、弱気で無料にしちゃっていたところ、
ちゃんと値段を付けて売り切った家主にも
今さらながら感心した日曜のひとときなのでした・・・。
ｂｙ管理人
