misc-net 家主Hanaの日記

ベルギー生活に役立つ情報だったりそうでもなかったり。たまにガレージセール連絡帳として活用。

隕石落下

9日から16日まで、カーニヴァルの休暇を利用してフランスにスキーに行ってきた。

宿のテレビが有料で、しかもWifiが各部屋に無くロビーでしかつながらなかったので、
一週間ニュースに触れない生活を送り、ベルギーに帰ってきた。

たった一週間の間に、グアム島で無差別殺傷事件が起きていたり、ロシアに隕石が
落下していたり。

隕石は、100年に一度と言われるほどの規模だったらしい。
いまだにニュースで隕石がらみの話題が取り上げられているけど、リアルタイムで
興奮に触れていなかった者としては、なんだか今さらな感じで話題に乗り切れないけど。

自分が不在中に起きた事件の記憶って、返って鮮明だったりする。
不在の理由であったイベントと一緒に記憶するからかしら。

過去のHana不在時に起きた大事件のひとつは、オーストラリア滞在中の1989年1月に
昭和天皇崩御したこと。
日本出発時の元号「昭和」は64年1月7日で終わり、翌8日から「平成」になり
平成元年7月に帰国した。

余談だけれど、天皇が亡くなったその日の午後には「元号に関する懇談会」が開かれ、
臨時閣議で正式決定し、14時36分、記者会見で発表されたらしい。

すごいスピード。
ま、当然決まってたんだろうけど。

その時「平成」と墨書きした台紙を持っていたのが当時の竹下内閣の官房長官小渕恵三
後の第84代総理大臣。

首相としての評価も記憶もあまり芳しくないけど、あの平成の文字を掲げた姿は
よく拝見いたしました。

1月8日時点で日本にいなかったHanaの記憶にもやたら残っているってことは
その後、幾度も映像で流れたってことですなー。
全く余談でしたけど。



もう一つ不在中に起きた事件で、強烈に記憶にあるのは、1993年のトルコ滞在中の
北海道の奥尻島沖で発生した「北海道南西沖地震」。

知り合いが日本に電話しようとしても全然つながらないと言うので、トルコの電話事情って
後進国並みなのかとバカにしていたら、翌日の新聞に地震のことが(確かトップ記事…
だったような…。未確認情報ですけど。)掲載されていた。
日本への電話が殺到し、混線状態だったと言う訳。

震源が都市部ではなかったので、被害はその2年後の「阪神淡路大震災」より桁がちがうほど
少なくて済んだものの、地震の規模と言う意味では、マグニチュード7.8だから「阪神淡路」の
7.3を上回る規模で、世界に衝撃をあたえ、つながらないほど世界中から
安否確認だの問い合わせだのの電話が殺到していたに違いない。



今回の隕石騒ぎもHanaの記憶に残るのかな。
なにしろ100年に一度の事件なんだから。


あ、既に記憶力はご老人並みだった。
詳細を忘れるのは時間の問題か。(泣)


最後になりましたが、グアムで亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。