misc-net 家主Hanaの日記

ベルギー生活に役立つ情報だったりそうでもなかったり。たまにガレージセール連絡帳として活用。

バカンス終了

10月31日。

「あーっ! 明日スーパーマーケットお休みなのにお買い物してない!」
と気がついたのが、19時過ぎ。
慌てて買い物に行き、暗い道を運転して帰ってくる途中、仮装のグループを発見。

母「あー、ゾンビだー。」
末っ子A「ゾンビってなーに?」
母「死んだ人が生き返ったお化けみたいなやつ。今晩うちにも来るかもね。」
A「それって誰かがデギゼー(déguiser-変装・仮装)してるだけなの? 
  それとも本当のゾンビもいるの?」
母「本当のゾンビもいるかもねー」

余談ですが、先日も、次女Yが、抜けた歯を枕の下に置いて寝たところ、ネズミの妖精が来て
コイン(我が家では€2コイン)に替えて行ってくれたんだけど、
Yの「あれって本当はお母さんなの?」と言う質問に、Aが「ううん、絶対に違う!」と
力説していたおかげで、母は下手な芝居をうつ必要がなくなり助かった。
と言う一件もありましたが、こう言う会話、あと何年続くんだろう。

さて結局、今年はゾンビの訪問はなく、用意したボンボン(bonbon-キャンディー)も
用なしでした。

我が家の子供達もボンボン欲しさで「Trick or Treat」をやりたがってたけど、
このアメリカ的習慣が全く根付かないベルギーで、我が家だけがやっても
盛り下がること間違いなしなので、許可してません。

それにしても「Trick or Treat」ってフランス語でなんて言うんだろう?
次女Yに聞いてみたけど、何のことだかわからないみたい。
学校では仮装したり、先生にボンボンをもらったりしてるから、説明すればわかるかと
しつこく聞いてみた。

母「ボンボンもらう時に何か言うじゃない? フランス語でなんて言うか知ってる?」
Y「Vous avez des bonbons?」(ボンボンありますか?)
母大爆笑。

ハロウィンに玄関先で「お宅にボンボンありますか?」
って、直接すぎ。

ネットで調べてみると、いくつか例があるみたいだけど、一番シンプルなのは
「Un bonbon ou un mauvais tour?」らしい。
長いなー。

長女Nは友達10人とWalibiに行ったら、園内のあちこちにゾンビがいて
気持ち悪かったとか言ってた。
でも、休暇中なのに全然混んでなくて、10時の開園から18時の閉園まで
遊びまくり、絶叫系マシンにも何度も乗れたそうで、そっちのほうが
本当の気持ち悪さの原因だったみたい。

Nは、11月2~4日(金土日)にTour & Taxiで開催されていた「Japan Expo」にも行って、
こちらはものすごい人出で、コスプレーヤーもいっぱいいて大盛況だったそう。
初音ミクが100人くらい、マリオも100人くらい、ルイジが30人くらいいたらしい。

もともとこのヴァカンスは、計画不足故に、もう、車で行ける範囲に限られるため
パリに2泊3日で行くはずが、次女が体調崩したり、いろいろあって
デュッセルドルフに変更してみたり、またパリに戻してみたり、いっそのこと国内だ!
とTournaiに決まりかけたのに、そのほんの少し先の国境を越えればLilleがあることに気づき、
だったらマルシェもやってる日曜にしようと先に延ばし、
金曜はオランダの田舎町への日帰りになり、二転三転どころか四転五転と変更になり、
毎日、当日の朝にその日の予定が決定すると言う究極の無計画ながら、
長女はパリに行っていたら行けなかった「Japan Expo」にも行けたし
次女は友達のお誕生会に急遽参加することができて大満足だったし、
結果的にはそれなりに充実したヴァカンスだったのでした。

無計画万歳。

オランダとリールのレポは後日。