南国の街です。
半日あればすべての路地を歩ききれるかもしれない小さな街です。
徒歩観光が楽しい都市ベスト3(ワタシの個人的ランキングによる。ちなみにあと2つはブルージュとプラハ)でしょう。
国鉄駅から歩いて5分で中央広場にいけるのも便利。
ルイ14世を称えたミニ凱旋門、りっぱな水道橋、などがあって歴史を感じさせるけど
楽しいのは路地の散策。
行き止まりにぶち当たったり、思いがけない広場に出たりして軽い迷子になるのが醍醐味。
カテドラルはその大きさには似合わない場所にあって、しかも不思議なファサードで必見の建物。
迷子散策で見つけたのは民家の角にデザインされた巨大な「ホタテ貝」(写真)。
家の一角がごっそりエグラれた感じです。
これでホタテ貝というのはあやしいと誰もが思うだろうけど、
隣のカフェのおやじに聞いたのでホントです。
スペインのコンポステラへの巡礼道の途中の街には必ずある「巡礼者接待宿」の
シルシであるホタテ貝。
フツーは扉の上にそっとついているものです。
巡礼者もこんなにでかいのは絶対見逃さないでしょう。
そういう目的なのか?
ちなみにこの民家の住所もrue coquille(貝殻)で、ダメ押し。